純資産の増加スビードが速い物件とは???
についてご紹介したいと思います。
サラリーマンのように、投資スタート時点での資産が少ない零細不動産投資家にとって大切なのは、「純資産の増加スピードが速い物件を選ぶこと」です。
不動産投資における純資産増加スピードは、その物件の実質家賃収入と諸経費に大いに関係があります。
①実質家賃収入
実質や家賃収入を最大化するためのポイントは「入居付けが容易なエリアであること」です。
つまり、不動産賃貸の需要と供給のバランスが引き締まっているエリアを選ぶこと、です。
不動産賃貸マーケットにおける「需要」とは「入居者」のことです。
それでは、その需要者たる入居者が大家さんに対して支払う家賃の原資はどこにあるのでしょうか・・・?
それは、GDP(国内総生産)です。
つまり、マクロ的には経済活動/経済成長がないところに賃貸需要は産まれないのです。
したがって、ある一定程度の経済規模がある都市やエリアで物件を探すことに、
妥当性が認められることになります。
一方、需要に対する供給のバランスも大切な要素です。
供給面での物件選択のポイントは、「投資家」さんが少ないエリア、またはレオ○レスや大○建託によるアパート乱立が少ないエリアを選ぶことが大切です。
又、エリアの世帯構成に適した間取りのアパートを選ぶことも大切です。
②諸経費
諸経費項目は色々ありますが、その中でも大きなものは外壁塗装や屋上防水などの「修繕費」と、入退去時にかかる「原状回復費用」です。
アパートの規模にもよりますが、ひとたび修繕を行えば数百万円(数年分のキャッシュフローが吹き飛ぶ!?)はかかりますし、原状回復するにも数カ月分の家賃が吹き飛んでしまいます。
したがって、修繕費や原状回復費用を抑えることが、諸経費の抑制に効果が大きいことが分かります。
不動産投資の仕組みを理解する
不動産投資によって純資産が増加する仕組みを理解するために、私が今でもバイブルにしている教科書です。
少し内容が難しいですが、本質を理解するには最適な本だと思います。